5月5日端午の節句とは【二子町若旦那会】
2019年04月29日
先日も、
地元、春日井市二子町で結成されました、
畳屋・・・田口商店さん
お寺・・・日輪寺さん
着物・・・きもの山喜
の3組からなる
和のグループ『二子町若旦那会』にて
You Tube撮影を行いました!
3回目の撮影になりました、今回は、
5月5日の『端午の節句』(たんごのせっく)について
「着物」「畳」「お寺」それぞれの分野から
『豆知識』や『想い』などを込めて
お話ししております!!
ぜひご興味ある方は、
見て頂ければと思います!!
また来月の、
5月19日(日)は、
前回大好評頂いた、
二子町若旦那会、主催の
第二回
【着物で、写経体験&ミニ畳作り体験】を行いますので、
ぜひご興味ある方は、ご参加くださいませ!!
↓詳細は、こちらの↓
のきものデーの詳細の、下の方に掲載しております!!
どなたでも参加OKですので、
和の文化が好きな人、
過去の動画を見て一度、参加してみたいと
思われた方、
気軽にご参加くださいませ!!
詳細や、ご質問は、こちらより
どうぞ!
そして、
せっかくなので、端午の節句について、
また着物屋からの『豆知識』的なことを交えて、
ここから少し書かせて頂きます!!
端午の節句とは
5月5日の、
端午の節句とは、こどもの日ともいわれ
昔から『子供の成長を祈願する日』です。
男の子さんがいる、ご家庭では、
『兜』や『こいのぼり』を出されるご家庭が多く
「兜」は、昔の武将が身を守るために、身に着けていたことから
現在では、その「身を守ることに」にあやかって、
『子供を守る、厄除けの意味』でお家に飾られ、
「こいのぼり」は、
こいの力強い、生命力から、
天まで昇っていくよう、
『力強く子供に育って欲しい』という願いなどを込めて、
飾られております。
どちらも【ゲン担ぎ】や【厄除け】などの『意味』が込められておりますが、、、
着物にも厄除けの意味が!?
ここからは、
着物屋からの、ちょっとした小話になるのですが、
『兜』やこいのぼりの「厄除け」と同じように、
実は、着物にも、遥か昔から『厄除け』の効果があると言われているのです!
着物の語源が厄除けの意味!?
着物とは、
字のごとく「着る物」という意味のものが語源となり
着物になったと一般的に知られておりますが、
一説では、
【鬼門衣】(きもんえ)という言葉が、崩れて
きもんえ⇒きもの
きもの、になったとも言われております。
では、その着物の語源と言われている
「鬼門衣」(きもんえ)とはいったいどういった意味で
使われていたかというと、
鬼門衣とは、
悪いことを表す『鬼門』を払う『衣』という意味で使われ、
昔は、
着物を【着て】悪い厄を払っていたそうなのです!!
ですので、着物という言葉に代わった今でも、
七五三や、お宮参り、結婚式などの節目のときに、必ず、
着物を着て出席するのは、
人生の大事な節目には、
着物を着て、【厄を払うため】だと言われております!!
よって、昔から
着物というのは、語源にあったように、悪い物を払う、
厄除けの効果があるといわれているため、
5月5日の端午の節句で、
お子さんの厄除けのために、兜やこいのぼりを出されるように、
5月5日など、成長を祝う、人生の節目には、
お子様から、お母様、お祖母様まで、
お子さんの厄を払うために、着物を着て、
『厄を払って』頂ければと思います!!
着物を着て、どのように、厄を払うのかなどは、
また詳しいお話は
次回『着物の語源』の中でご紹介したいと思います!
私もこのお仕事についてから、
着物の職人さんなど、お年を召した様々な方から、
お話を聞かせて頂く機会があり、
日本の文化や歴史には、
1つ1つ意味があり、後世まで残っている物が多く
あらためて勉強してみると大変、面白いです!!
今後も、二子町若旦那会でも、
色々な日本の文化についても、
お話ししていければと思います!!