一生に一枚の《男性着物》シルク価格、魅力
2022年01月25日
本日は
男性着物について
お話させて頂きます
最近「着物男子」という言葉が
生まれているくらい
男性の方の着物人気が
急上しており
きもの山喜でも
毎年、お茶席用のお着物や
結婚式用、カジュアルなお出掛け用など
大変多くの方の
「男性用 着物」をお作りさせて
頂いております!
男性着物というのは
大きく分けて
○浴衣
○洗える着物
○正絹着物(シルク素材)の
3種類がございます!
今回は3つ目の
正絹着物(シルク素材)
について
《一生に一枚》といわれる
正絹(シルク)着物を作ったら
・どのくらいの費用がかかるのか
・どのような商品があるのか
・どんなところに着て行けるのか
・男性着物の魅力
についてお話したいと思います!
正絹着物
まず、最初に
正絹着物(シルク素材)とは
蚕(かいこ)という
虫の糸から作られる
最高級 素材のお着物です
蚕は、体を覆うように
糸をはき、下記のような
繭(まゆ)と呼ばれる形になります
そして、繭から1本の糸として採取をし
1枚のお着物を作るには
こちらの白い繭が2000個(匹)~2500個(匹)も
使用します!
大変高価な素材とされ
昔は、貴族や、武士など
位の高い方しか着ることのできない
お着物でした
そんなことも、ふまえながら
ご覧頂くと値段にも少し
納得がいくのかと思います
どのくらいの費用がかかるのか
シルク素材で作られる
正絹着物は
「お着物」のみですと
¥48,000(税込)~から商品ございます
商品によって
お値段様々あり
山喜では、お着物(生地のみ)
¥48,000(税込)~168,000(税込)
の商品ラインナップが多数ございます
シルクの質や、織り方(作り方)に
よってお値段が異なります
そして
お着物をお作り頂く際は
上記の着物の生地代にプラス
「仕立て代」というものがかかってきます
仕立て代とは
お一人様ずつサイズを測らせて頂き
和裁士さんという職人さんに
オーダーサイズで(手縫い)
お着物をお作りして頂く
金額の事です
お仕立て代も、着物を
「春・秋用」に仕立てるのか
「冬用」に仕立てるのか
によって、お値段が変わり
上記の着物を「春・秋用」の
お着物に仕立てる場合
お着物のお値段にプラス
手縫い仕立て代(国内和裁士)
¥28,000(税込)がかかり
合計 ¥48,000(生地代)+¥28,000(仕立て代)
¥76,000(税込)となります
また上記の着物を
「冬用」に仕立てる場合
春・秋用と違い、裏地が付くため
胴裏代(裏地)+手縫い仕立て代(国内和裁士)
¥43,000(税込)~が、追加でかかります
(*裏地によって金額が変わる為
仕立て代が、~となっております)
合計 ¥48,000(生地代)+¥43,000(仕立て代)
¥91,000(税込)~となります
以上のように
正絹のシルク着物は
お一人様ずつにあった
ベストのサイズでお作りしますので
お着物の生地代にプラス
お仕立て代がかかります
お仕立てに関しましては
きもの山喜では長年お願いしております
国内の和裁士さんに「手縫い」で
マイサイズにお作りさせて頂きます
海外のパターン縫製でお仕立ての金額を
抑えることもできますが
「完全オーダーサイズ」で作れ
「サイズ直しもできる」
「着心地も柔らかい」
手縫い仕立てをオススメしております
お着物は
シルクの贅沢な素材に
和裁士(わさいし)さんという
日本が世界に誇れる
職人さんの技術を詰め込みお作りするため
《一生物》の贅沢なお着物が完成します
トータルの費用
そして
お着物を初めて購入される方で
お着物から、帯、雪駄など
トータルでどのくらいかかるかというと
裏地付きの、冬用で作った場合
「着物」+「羽織り」+「長襦袢」+
「着物仕立て代」+「裏地、羽裏」+
「帯」+「雪駄、足袋、腰ひも」+「羽織紐」
すべてトータルで
約30万円~40万円近く金額がかかります
*上記金額は、長襦袢、帯、なども長く使って頂けるよう
「上質な正絹素材」の商品で、計算しております
選ばれる帯や、長襦袢、雪駄の素材、仕立て方によって
20万円代後半などに金額を
抑えることもできます。
ご予算に合わせご相談下さい
続いては
どんな色柄の
商品があるのかご紹介します
どのような商品があるのか
ここからは
どのような商品があるのか
着用シーンも合わせて
ご紹介をさせて頂こうと思います
〇【結婚式やお茶席などに向くシンプル系着物】
《正絹 米沢お召し》
各 95,000円(税込) 仕立て代別
素材の風合いや、上品な色目で
シンプルながらも、風格のある1枚です
山形県の米沢で織られているお着物で
歴史は400年以上ある伝統着物です
続いてのシンプル系の
お着物はこちら
《天蚕糸 正絹縮緬 着物 羽織り》
各 168,000円(税込)仕立て別
野生の蚕の糸から作られた
天蚕糸(てんざんし)は
萌黄色の独特の光沢感があり
軽くて柔らかく保温性も高いのが特徴
希少価値も高いです
どちらのお着物も
シンプルなカラーデザインですが
高級感にあふれ特に礼装シーンで
重宝頂けます
その他、店頭には
草木染めで作られた
シンプル系着物などもございます
続いては
〇【結婚式や会社の挨拶、スピーチなどにオススメ、オシャレ着物】
派手になりすぎない
上品なデザインながら
一目置かれるような遊び心ある
オシャレ系着物のご紹介です
《正絹 お召し 鳥獣戯画(左)》
128,000円(税込) 仕立て別
《正絹 お召し 隠れドット柄(右)》
162,000円(税込) 仕立て別
擬人化した、動物たちが描かれた
鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)模様の
遊び心のあるお着物です
羽織りをシンプルな柄でお作りすると
オシャレな装いながら
上品にご着用頂けます
続いてはこちらのお着物です
《正絹 お召し 流水柄(左)》
128,000円(税込)仕立て別
《正絹 お召し 草木模様(右)》
128,000円(税込)仕立て別
流水の柄が
上品に描かれており
オシャレで渋く着用頂けます!
年齢層幅広くご着用頂け
私も愛用しております
派手さは少ないですが
無地とは違ったオシャレな装いで
着用頂けます
どちらのお着物も
お出掛けからパーティー
会社の挨拶などにもとても重宝頂けます
その他にも多数
柄模様の、正絹着物ございますので
着用シーンや
お好みの柄をお尋ねしながら
ご提案させて頂きます!
どのお着物も
京都や、山形など
今でも伝統的な技法で
作られている逸品商品です!
では、続いては
男性着物とは
どんな場所に着て行くことが
できるのかお話します
どんなところに着て行けるのか
○ご家族、友人、職場の上司、後輩の結婚式
○結婚式スピーチ
○会社での挨拶、スピーチ
○お茶会、お稽古
○七五三
○お宮参り
○入卒式や、成人式など家族のお祝い行事
○初詣
○記念日ディナー
○お出掛けなど
人生の節目や
大切な人のお祝いなどに
ご着用頂く事ができます!
お着物を着ると
「特別な日」をより
想い出に残る
特別に日に変えてくれます!
なかなか馴染みがないかもしれませんが
お着物を着るシーンというのは
たくさんあります!
そして最後は
男性着物の魅力についてお話したいと思います
男性着物の魅力
男性着物の魅力とは、まず
いつもとは違った装いで
洋服の時よりも
「着飾る」ことができる点だと思います!
スーツなどを着て
ビシッと正装をすることもできますが
《着飾る》=美しい衣服を着て、身を飾る
ということに関しては
スーツや洋服より
日本の伝統衣装である、お着物の方が
より「特別感や正装感」を
演出することが
できるかと思います!
例えば、
○自分にとって特別な人の結婚式でのスピーチ、乾杯
○会社での特別な挨拶やスピーチ
○家族の節目、行事
などに、いつもとは違うお着物での装いをすると
その場の雰囲気や「格」も上がり
「特別感のある空間」を演出することができます
そしてもう一つの魅力は
着物を着ると
「相手から非常に喜ばれる」点です!
自分自身、着物を着ると
格好良くなったり、背筋が伸びたりするのは
もちろんのこと
相手の人から
わざわざ自分のために
「着物を着てきてくれたんだ!」と
サプライズのように感じて喜んで頂けるのが
一番の魅力だと思います!
その理由として
お着物は洋服と違って
「ファストファッション」ではないため
・着物は着るのが大変なのに
・高価で、なかなか簡単に着ることができないのに
と
自分の為に、わざわざ手間を掛けて
着てきてくれたと感じて頂けます!
(年齢が高い方ほど特に感じて頂けます)
以上のように
「着飾れる」「喜んで頂ける」など
身なりで相手に対して
「礼を尽くしたり」「想いを伝えることができる」
というのも、大きな魅力かと思います!
また
スーツと違い
体重が増えてきても
10キロ程度なら、まったく問題なく
そのまま着ることができますし
それ以上大きくなっても
仕立て直しで
サイズをある程度大きくすることも
可能です!
年を重ねてお腹がでてきても
むしろ貫禄あるように格好良く着られます!
また、和裁士さんによる
手縫いでお作りする
正絹着物は
仕立て直しをすれば
ご自分の子供などにも譲ることができるのも
着物の魅力です!
仕立て直しとは
サイズ直しの事で
お着物は洋服のように
使用しない布を
「断ち切ることはせず」
見えないように、中に入れて
縫いこむため
大きく作り直したり、また小さく
することも可能なのです!
お着物は
1枚あれば、長く着れますし
(太っても買い替えなくてよい)
またサイズを直して、お子様などにも
譲れるため
初めの金額はかかりますが
長い目で見たら
価値のある買い物になるのかと思います!
素材が正絹(シルク)であるため
生地が丈夫で長持ちするという点も
魅力かと思います!
そして最後は
歴史や文化が詰まっている
というのも着物の魅力の1つです
日本のどこで作られたお着物なのか
どういった背景で昔は着られていたか
など
着物は大変奥深く
和裁士さんの手縫いの技術の中にも
ミリ単位で縫い合わせ
「縫い目が表に一切出ないよう仕立てる」などの
昔の日本人の美意識の高さや、技術力の高さが
今でも引き継がれております!
大変長くなってしまいましたが
お着物を着るのはハードルが高いと
思われる方たくさんいらっしゃるかと思いますが
着て頂くと
今までにない非日常感や
優越感、特別感が生まれますので
ぜひ思い切って
日本人なら
一生に一枚の特別なお着物
お作り頂けると
「新しい自分が見つかるのでは」
そして「新しい自分をまわりの人からも感じて頂けるのでは」
ないでしょうか!
男性着物の魅力、着て行く場所については
以前少しお話ししておりますので
YouTubeの方もご覧頂ければと思います!
いかがでしたでしょうか
店頭では、店長自ら
お客様にあった、提案をさせて頂き
〇着物の着方
〇帯の結び方
〇着物の畳み方
〇お手入れの仕方
などもお教えさせて頂けますので
初めての方も安心して
お任せ下さい!
下記LINEから直接ご相談もできますので
気軽にご活用下さい!!
ぜひ皆様も
一生に一枚の男性着物ご覧頂ければと思います!