男性【麻着物】TPO・コーディネートご紹介!
2021年05月25日
本日は
男性の麻着物について
お話したいと思います!
皆さん、麻着物とはどういったものか
ご存知でしょうか
ワンランク上の浴衣といった
イメージをお持ちの方も多いかと思いますが
『麻着物の特徴』
『家でのクリーニング』
『麻着物のTPO』
『浴衣との違い』
『コーディネート例』
についてお話します!
麻着物とは
植物の麻の繊維から作られた
「天然繊維」のお着物です
麻着物の特徴
特徴として
こちらのように、光に通すと
このように透け感が生まれ
「風通し」が良く
大変涼しいお着物です!
風合いは、麻特有の
「シャキッ」とした風合いが気持ちも良く
またシボといわれる凹凸のような
加工がしてあり
凹凸が肌に触れる部分が
少なくしてくれ
より涼しく着て頂けます!
そして涼しいだけでなく
「速乾性」もあり
汗を掻いてもすぐ、乾いてサラッと着れます!
家でのクリーニング
速乾性のある麻着物は
家でも気軽にクリーニング
できるのも特徴の1つです
たくさん汗をかいたときは
お着物を畳んだ状態で洗濯機に入れて頂き
弱めに、洗いも脱水もして頂いて
水がしたたらないくらいで
着物ハンガーにかけて頂いて乾かしてください。
《ここで気を付けたいのが》
麻着物はアイロンをかけると
せっかくのシボが消えてしますので
アイロンはかけずにお願いします
また、お家でお洗濯をご希望の方は
お仕立てする前に
「水通し」という加工を行ってください
水通しをしていないと非常に強く縮んでしまいますのでお気をつけて下さい
お仕立ての際に
ご相談するのをお勧めします。
では続いて
浴衣と麻着物の違い
「浴衣」と「麻着物」
この2つは、夏場に大変どちらも重宝
するのですが、具体的に何が違うのかを
ご説明します。
柄の付け方が
麻着物は、縞(しま)模様が多く
浴衣は、大胆な物が多いというのもございますが
大きく違うのが
浴衣は【一枚で着ることができる】
麻着物は【中に長襦袢や、半襦袢などを着て着用する】
これが大きな違いです!
浴衣は
浴衣の中に、
肌着を着たり(洋服などにも着る薄手のTシャツなど)
また、直接「素肌の上から」
1枚で着ることができますが
麻着物は、中に
こういった『長襦袢』や『半襦袢』など
↑長襦袢
↑半襦袢
中に襦袢を着て着用します
中に襦袢を着るか、着ないかが
大きな違いですが
浴衣と麻着物では
【お出掛けにふさわしTPO】も
違いがありますので
そちらもご説明します。
浴衣 オススメお出掛けシーン
浴衣は
「お祭り」「花火」「盆踊り」「夕涼み」など
ラフなお出掛けに着用をオススメします!
麻着物 オススメお出掛けシーン
麻着物は
「ホテルランチ」「美術館」
京都などの「料亭」川床料理の際など
少しカチッとしたお出掛けに着用をオススメします!
ここからは少し
麻着物についてよくある質問を記載します
- 夏祭りなどラフなシーンに、麻着物はふさわしくないのか?
- もちろんラフなシーンにもOKです!
麻着物はカチッとしたお出掛けにオススメの
お着物ですが
夏祭りなど、ちょっとしたラフなシーンに
浴衣ではなく
あえてカチッと麻着物着て行くと
これがとても「粋」で「格好良く」
「着物通」でオシャレな人だと注目されると思います!
どんな祭りに麻着物がオススメ?
個人的に
どんなお祭りには
「浴衣」を着て行って
どんな祭りには
「麻着物」を着て行くのか記載させて頂きますと
《近所のお祭りや盆踊り》などには
浴衣を着て行って
《名古屋城のお祭りなど》
ビアガーデンが出ていたり
少しお祭りでも年齢層が高さそうな
ところには
麻着物を着用していっております。
では最後に
コーディネート例ですが
麻着物コーディネート
着物の中には
半襦袢や、長襦袢を着用して
(ステテコ、肌着を下に着ます)
帯は、こちらのような
「麻の帯」や
「正絹の帯」がオススメです!
綿やポリエステルの帯でもちろんOKです!
そして履物は
《お祭りなどに出かける際》は
こちらのような
【下駄】を着用するのがオススメで
《ホテルランチなどカチッとしたお出掛けでは》
こちらのような
少しメッシュ素材になっているような
【雪駄や草履】を着用するのがオススメです
いかがでしょうか!
これからの時期
浴衣もオススメですが
麻着物も本当にオススメです!
今年の夏は
麻着物を着て
いつもよりも「粋」で「格好良く」
ワンランク上の装いで夏を堪能してみては
いかがでしょうか!
麻着物で有名な
小千谷縮(おぢやちぢみ)などの
ご紹介は下記ブログからもご覧頂けます
男性角帯、雪駄、下駄、着物などは
店頭および
こちらのネットショップでもご覧頂けます!
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麻着物についてお話しております!
ぜひのぞいて見て下さい!