お正月に、着物を着る男性の方へ、寒さ対策ご紹介♪
2018年12月29日
毎年、お正月が近くなる、12月上旬くらいから、
『お正月に着物を着たいのですが』とご相談を頂きます。
先日も、30年以上前に、
母に揃えてもらったという「大島紬」をもった男性の方が来店され、
「タンスから出てきて、お正月に着たいけど、大丈夫かな?」と、ご相談に着て頂き、
カビ落としと、クリーニング、
着物の着方もお教えさせて頂き、お正月に向けてバッチリ準備が整ったのですが、
次に、心配されていたのが、
「寒さ対策」です!!
外に出る時は、
「長襦袢」「着物」「羽織」だけでは寒くないですか?と
ご質問を頂いたので、
去年の写真を使って、ご説明させて頂きます。
私の場合、この時期、外にでる時は、
こんな感じの装いです!
「着物」「帯」「羽織」を基本として、内側には、
一番下に「ヒートテック」、
その上に、『厚手のトレーナー』または『タートルネック』を着て、
着物を羽織っております。
長襦袢は、というと、
初詣など、少しカチッとしたところに、行く場合は、寒さを我慢して
このようにキチンと着ておりますが、
少し外に着ていく、くらいの場合は、
「マフラー」で、タートルネックなどが見える襟元を、
カモフラージュしております!!
寒さ対策にもなり、
長襦袢を着ていないのを隠せるので、マフラーはすごく重宝します。
そして、寒さ対策で、こちらも必須なのは、
『ももひき』です!!
上に着るのは、今ご紹介した、ヒートテックや、タートルネックでよいですが、
下に履く物としては、ももひきは必須です!!
春や秋は、ステテコだけですが、
この時期は、ステテコの下に、ももひきは絶対あった方が良いです!!
そして、もう一点!!
寒さ対策として、
足袋だけでは、草履で寒いので、
足袋の下に、もう一枚、靴下を履くのが大変オススメです!!
2本指の、足袋ソックスを中に、履かれても良いですし、
もう私は最近、普通の、薄手の暖かい靴下(2本指に分かれてない)を、
下に履いてしまっております。
ほぼ毎日、そのスタイルですが、
靴下がダメージ受けたり、違和感があるなどは、ほとんど感じません。
ここで、もうワンアドバイスとして、
新年に向けて、新しい足袋で、気持ちよく迎えようかなと思っている方は、
普段、足袋をすすめる時は、「いつも履いている靴のサイズ」よりも、
0.5小さいサイズを、足袋の場合オススメするのですが、
冬場に履く、足袋だけは、あらかじめ、
「靴下を中に履くのを見越して」、
普段、履く靴のサイズと「同じサイズ」をオススメ致します。
なので、私の場合
普段の靴⇒27.5cm
足袋⇒27cm
冬場の足袋(中に靴下)⇒27.5cm
で買っています!!
以上のように、私が普段やっている、防寒対策で、
寒い日でも、かなり快適に着物で過ごして頂いていると、思います!!
毎日、店頭で、着物を着て、
今朝も雪の中、着物姿で、外掃除を、行っておりましたが、
「ももひき」と「靴下」で全然へっちゃらです!!
ぜひ、お正月、着物を着られる方は、実践して頂ければと思います!!
名古屋よりもっと寒い地域の方は
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風もしのげて、より暖かく過ごせます♪
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