夏の藍染展【6月25日(金)26日(土)27日(日)】開催
2021年06月06日
夏の藍染展
6月25日(金)26日(土)27日(日)
3日間にわたり
夏の藍染展を開催いたします!
江戸時代から変わらぬ製法で作られる
「本藍」で作られた
本物志向のお着物をズラリとご覧いただけます!
職人さんの「手間」と「時間」を
惜しげもなく使った藍染め着物は
「ジャパンブルー」と言われ
心を奪われるほど綺麗なお着物です。
今回は、
先日「美しい着物 夏号」でも特集されておりました
藍染め着物
・夏用 着物
・単衣用 着物
・藍染め 帯など
これからの時期にピッタリな
「本藍着物」を3日間限定で、ご覧頂けます。
藍染め着物とは
1500年以上も前からある
日本古来からある、染色技法で
職人さんの「手間」と「時間」が
大変かかった、昔ながらの
本物志向のお着物です。
今回、夏の藍染展で
ご覧いただくお着物は
すべて「本藍」を使用した
お着物です。
本藍とは、化学染料を使用せず
古来からの植物を発酵させ抽出した
自然由来のみの染料です。
原料となる「染料液」を作るまでに
丸々【半年近い】歳月がかかります。
主に、藍染めの染料は
徳島県で作られおり
その作り方は
蓼藍(たであい)と呼ばれる
植物の葉を、乾燥させ
数カ月寝かせ「発酵」させます。
発酵させる間には
石灰などの灰を使い、微生物を繁殖させ
より綺麗な色が出るよう
職人さんが管理します。
最終、発酵が順調に進んでいるか
確認するのは
目、臭い、時には口に含んだり
職人さんが、五感を使って見極めるそうです。
そうやって作られた
天然の染料液から
藍色に染めていくのですが
ここからも大変な「手間」がかかるのです。
天然の染料を使っているため
お着物に定着させるのに
30回近く
「染め」と「洗い」を繰り返し
着物に色を定着させます。
色によっては
多いもので40~60回近く
繰り返し染められる物もございます。
そうやって手間暇をかけ
染色されたお着物は
本当に美しい色で包んでくれます。
藍染め着物 魅力
藍染め着物の
魅力はその美しい色にあります。
藍染めは
『生きてる染料』と呼ばれる
着れば着るほど、味わい深い
色目に変わっていきます。
藍染めは、「酸素」に触れる化学変化によって
藍特有の青色を作っているため
何年も着用していると
深みのある青へと変化していき
着用しながらずっと楽しんで頂けます。
以上が
藍染めの特徴や魅力となります
数百年前から
変わらぬ製法で作られる
本物の藍染め着物
ぜひ、ご覧にお越し下さい。
覗くだけでも
もちろん大歓迎です!
日本の歴史が詰まった
藍染め着物、本当に素敵です!